オートファジーダイエットってどうなの？

安全なの？

やり方は？

普段、ダイエット専門院にてダイエットプログラムを提供している私ですが、オートファジーダイエットって何ですか？と最近多く質問をいただきましたので、記事にいたします。

参考になれば幸いです。

皆さんこんにちは、

福岡市城南区別府でダイエット専門の整体院を営んでおります、整体院Apár 院長の石田です。

今回は、質問にもいただいた、最近よく耳にするオートファジーダイエットについて書かせていただきます。

オートファジーダイエットのリスクと安全に実施するためのポイント

オートファジーダイエットが注目されていますが、実施にはリスクが伴います。この記事では、オートファジーダイエットの危険性と安全に行うためのポイントを解説します。興味がある方はぜひ読んでみてください。

オートファジーダイエットとは？

オートファジーは、ギリシャ語で「自ら食べる」という意味の言葉です。これは細胞が自らの古い成分を分解し、新しいものに作り替える仕組みを指します。オートファジーダイエットは、このプロセスを活用して体の健康を改善し、効率よく体重を減らすことを目指します。 このダイエット法では、16時間の断食を行い、残りの8時間で食事を摂るというシンプルな方法が特徴です。例えば、夕食を20時までに済ませ、翌日の昼12時に次の食事をとることで、16時間の断食が成立します。

オートファジーダイエットが瘦せない理由

オートファジーダイエットを試しても瘦せない理由はいくつかあります。

1、筋肉量の減少

 断食中に筋肉が減少すると、基礎代謝が低下し、体重が減りにくくなることがあります。運動を取り入れ、筋肉を維持することが重要です。

2、過食のリスク 

断食後に空腹感からドカ食いしてしまうと、結局体重が増えることがあります。適切な量の食事を心がけましょう。

血糖値の急上昇とその対策

16時間の断食後の食事では、血糖値が急激に上昇しやすくなります。これにより、インスリンが分泌され、体内でブドウ糖が脂肪に変わることがあります。血糖値の急上昇を抑えるためには、食物繊維が豊富な野菜から食べ始めると良いでしょう。 

オートファジーダイエットのリスク

オートファジーダイエットにはいくつかの健康リスクがあります。

1、血糖値スパイク

 断食後に急激に血糖値が上昇し、高血糖や低血糖の症状が出ることがあります。症状としては頭痛、眠気、倦怠感などがあります。症状がひどい場合は、ダイエットを中断することが大切です。

2、ホルモンバランスの乱れ

 長時間の断食はストレスとなり、ホルモンバランスを崩すことがあります。特に女性は生理不順や肌荒れが起こる可能性があります。妊娠中の方は特に注意が必要です。

3、甲状腺機能の低下

 長時間の断食は甲状腺機能を低下させ、無気力や体重増加、記憶力の低下などの症状が現れることがあります。体調に異変を感じた場合は、専門医に相談しましょう。

安全にオートファジーダイエットを行うためのポイント

1、栄養バランスの良い食事を心がける 

断食後の食事は栄養が偏りがちです。食物繊維の多い野菜や海藻を意識的に摂取しましょう。

2、運動を取り入れる 

筋肉量を維持するために、筋トレやジョギングなどの運動を行うことが重要です。

3、持病がある方は実施しない 

糖尿病やその他の持病がある方は、オートファジーダイエットを実施する前に必ず医師に相談しましょう

4、空腹を我慢しすぎない 

空腹感が辛い場合は、ナッツやヨーグルトなどで軽く補うことも考慮しましょう。

5、体を冷やさない 

断食中は体が冷えやすくなります。防寒対策をし、白湯を飲むなどして体温を保ちましょう。オートファジーダイエットを安全に実施するためには、これらのポイントを守りながら行うことが大切です。自分の体調に合わせて、無理のない範囲で取り入れていきましょう。 

もし他にも、ダイエットのお悩みに関して、知りたい情報や追加してほしい内容があれば、お気軽にお知らせください。

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ダイエット専門整体院　Apár（アパル） 監修：石田修平／理学療法士